大切な血液循環力

<血液循環を良くする食材>DENNGIHA_1.GIF - 13,921BYTES

 血液サラサラ効果のある食材をいただくことは大切です。

 

 【玉ねぎ】

 血液サラサラ効果が高い食品であるということは、テレビや雑誌の健康特集などでもよく取り上げられているのでご存知の方も多いと思います。

 玉ねぎには涙をさそう「かおり」と辛味がありますが、その原因である【硫化アリル(アリシン)】という成分に血液をサラサラにする効果があります。硫化アリル(アリシン)には血液が固まるのを抑えるといった働きや、血中の悪玉コレステロールを減らす働きもあり、血液が詰まって血栓が生じるのを予防する効能があるとされています。

 

 【納豆】

 数ある日本の伝統的な発酵食品の中でも、最も優れた健康効果を持つとされる「納豆」。中でも強力な作用で注目を集めているのが、糸を引くネバネバ成分に含まれる血栓溶解酵素の血液サラサラ効果です。

 この酵素は「ナットウキナーゼ」といい、世界で唯一納豆だけに含まれています。  

 納豆は蒸し煮にした大豆に納豆菌を加えて発酵させたもので、ナットウキナーゼはこの納豆菌が産生する酵素です。

 ナットウキナーゼの発見者である倉敷芸術科学大学教授の須見洋行氏によれば、これまで世界中の食品200種類以上を検索した結果では、ナットウキナーゼよりも強力な血栓溶解作用を持つものはないといいいます。

  欧州の研究グループからは、ナットウキナーゼにはエコノミークラス症候群を防ぐ効果があることも報告されました。

 

 

<新陳代謝の活性化>

細胞の活性化を保つための方策について、種々調査し、説明してきました。

 

 基本的なことは、細胞レベルでみた活性化は、エネルギー生産をつかさどっているミトコンドリアの活性化を維持することだ重要であることが分かってきました。

 

 若いことは、細胞自体の活性度が高く、新陳代謝も旺盛なのです。

 また、旺盛な新陳代謝を処理するには、細胞へのエネルギー源としての糖質の供給、また細胞老廃物の除去といった体液循環が必要となります。

 

 一般的に若い個体(動物も含めて)は、成熟した個体に比較して、動き自体が活発です。 活発な動きは、強制されているものではなく、成長に必要な興味心(脳の成長に伴うもの)からくる自発的な、動きと活動です。

 若い旺盛な新陳代謝が自然と活発な動きで、処理されていると考えられます。

 

 成熟するに従い、無駄な動きは少なくなります。 子孫を残すための必要な活動に重きがおかれ、動きは必然的なもに限られることになります。

 

 ヒトでも全くおなじです。 大人になれば、子供時代のような無駄な動き(自然に体が動くイメージ)が、できなくなります。

 

 したがって、意識的に、時には苦痛を感じながら、動くことで、新陳代謝を支える必要があります。

 

 とくに、40才以降からは、意識的に、「血液循環向上」をはかるために、適度な運動が必要となります。

 

 1日30分程度の、ストレッチ体操や、ウォーキングは、新陳代謝をささえる血液循環(リンパ液循環も含めて)に、大変効果的です。